パソコンを購入するにあたって気を付けるべきこと(性能編)
こちらも併せて参考にして下さい!
今回はパソコンを初めて購入する方に向けて、用途によってどの様なパソコンを購入したら良いかの参考になるように、パソコンの性能の見方を解説します。
初めて購入されるパソコン初心者の方のために書いておりますので、深い内容にはなっていませんのでご注意下さい。
よく見かけるパソコンの性能の用語
パソコンを購入しようとお店に出かけたとき、パソコンの説明に書かれている意味が判らない事はありませんか?
良く書かれている内容について解説していきます。
CPUについて
CPUはパソコンの頭脳とも言える部品で、コア数、スレッド数、Ghzの数字が多ければ多いほど高性能です。
コア数
コア数はCPUに内蔵されている子CPUの数(便宜上こういう名前にしてます)です。多ければ多いほど同時に仕事がこなせるため早くなります。
4コアはクアッドコア、8コアはオクトコアと呼びます。
スレッド数
同時に仕事をこなすための数です。コア数と同じかそれ以上になっています。例えば4コア8スレッドと書かれていたりしますが、これはコアに2つの仕事をさせられる様にしているためです。スレッド数が多ければ多いほど早く仕事ができます。
Ghz
ギガヘルツと読みます。CPUの仕事の速度で、数字が大きいほど早く仕事ができます。
メーカーについて
CPUを製造しているメーカーはIntelとAMDという2社がメインで製造しています。どちらも有名なメーカーなので気にする必要はありませんが、ブランド名によって性能に差がありますので一覧を参考にして下さい。
性能 | Intel | AMD |
高性能 | | 中性能 | 低性能 | Core i9 Core i7 Core i5 Core i3 Pentium Celeron | Ryzen 9 Ryzen 7 Ryzen 5 Ryzen 3 Athlon |
メモリについて
メモリとはよく「机の広さ」と例えられます。
机、つまり作業スペースの広さの数字となりますので、多ければ多いほどより作業がしやすくなります。
数字的に言うと最低限4ギガバイト(4Gb)、推奨は8ギガバイト(8Gb)、ゲームをするなら16ギガバイト(16Gb)以上です。
私がパソコン購入の相談を受ける時は必ず8ギガバイトをおススメしています。
ハードディスク(HDD)について
ここは非常に重要です!!!!
何故ならばパソコンの速度にかなり関係してきます。
ご相談を受ける中で、他の部品は高性能でもここだけ悪いためパソコンが遅い事例が大変多いです。
ハードディスクには大別するとHDDとSSDという二つの規格があります。
構造が違うのですが、必ずSSDが搭載されているものか、Intel Optaneという部品が付いているものを選びましょう!
パソコンの起動が段違いに早いです!
HDDとSSDの違いについては別の記事で紹介します。
尚、記憶容量は500GB以上を推奨します。
おススメのパソコン性能目安
ここでは用途に合わせて必要とするパソコンの性能をアドバイスしていきたいと思います。
パソコン初心者の方・ライトユーザーの方向けパソコン
インターネットだけを主にされる方でパソコン初心者の方向け。
快適に使える最低限の性能で、欲を言えばメモリが8ギガバイトは欲しい所。
- CPU:Core i3またはRyzen3
- メモリ:4G~8G
- HDD:SSD 256Gb
ビジネス用途の方
仕事として使う方向け。
Microsoft Office製品やパソコンでアプリケーションを頻繁に起動する方向けの構成
- CPU:Core i5またはRyzen5
- メモリ:8G
- HDD:500Gb